2011年10月30日
CDA二次のサクセス・ポイント(5)
かかわり行動=姿勢ができたら次は技法です。技法の第一はクライエントをしっかり観察すること。
顔の表情や姿勢、動作、声の調子などの非言語面や、キーワード、言語パターン、言語頻度、矛盾・葛藤表現などの言語面について観察します。
ここで大事なことは、”クライエントの言葉を鵜呑みにしない”ということです。例えば、「転職が面倒」と言っていても、それだけ真剣に転職を考えているからかもしれません。「上司が嫌い」と言っていても、認めてほしい、正当な評価を受けたいという裏返しかもしれません。
こうした観察においてバックボーンになるのが、ロジャーズの「共感」で言うところの「好意的関心」です。ひとはだれでも悩みを解決したいんですね。より良い生活を送りたいんですね。だから相談に来ている訳です。
われわれはついつい言葉を優先させて判断してしまいますが、クライエントの言葉を鵜呑みにしていてはカウンセリングとは言えません。それはただの世間話です。
そうではなくて、言葉の裏側に隠れているほんとうの気持ちに近づき、クライエントのニーズや状況に関心を向けていくことが基本です。
クライエントの言葉を追跡しながら、注意深くクライエントを観察していく、これがカウンセリングのスタートになります。
CDA実践研究会
http://ja-jp.facebook.com/cdasupport
顔の表情や姿勢、動作、声の調子などの非言語面や、キーワード、言語パターン、言語頻度、矛盾・葛藤表現などの言語面について観察します。
ここで大事なことは、”クライエントの言葉を鵜呑みにしない”ということです。例えば、「転職が面倒」と言っていても、それだけ真剣に転職を考えているからかもしれません。「上司が嫌い」と言っていても、認めてほしい、正当な評価を受けたいという裏返しかもしれません。
こうした観察においてバックボーンになるのが、ロジャーズの「共感」で言うところの「好意的関心」です。ひとはだれでも悩みを解決したいんですね。より良い生活を送りたいんですね。だから相談に来ている訳です。
われわれはついつい言葉を優先させて判断してしまいますが、クライエントの言葉を鵜呑みにしていてはカウンセリングとは言えません。それはただの世間話です。
そうではなくて、言葉の裏側に隠れているほんとうの気持ちに近づき、クライエントのニーズや状況に関心を向けていくことが基本です。
クライエントの言葉を追跡しながら、注意深くクライエントを観察していく、これがカウンセリングのスタートになります。
CDA実践研究会
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2011年10月27日
コーチング・ミニミニ講座63
下記の通り開催しますので、お時間のある方はご参加ください。
【第63回コーチング・ミニミニ講座】
日時:12月17日(土)16時~18時
場所:三鷹市市民協働センター
ミーティングルーム
費用:無料
(お菓子差し入れ歓迎)
特別な準備はいりません。気楽にご参加頂ければ結構です。
但し、守秘義務にご留意頂き、発言内容等の公開はご遠慮ください。
参加希望の方は、『お問い合わせ』画面からお願いします。
【第63回コーチング・ミニミニ講座】
日時:12月17日(土)16時~18時
場所:三鷹市市民協働センター
ミーティングルーム
費用:無料
(お菓子差し入れ歓迎)
特別な準備はいりません。気楽にご参加頂ければ結構です。
但し、守秘義務にご留意頂き、発言内容等の公開はご遠慮ください。
参加希望の方は、『お問い合わせ』画面からお願いします。
2011年10月26日
CDA二次試験ロールプレイ個別対策会
受講生3名に対し1名の講師が付く「少数対応形式」です。
二次試験突破は言葉で理解しているだけでは難しく、実際にできるかがポイントになります。
テクニックに走らず、まずは基本の修得を目指しましょう。
日 程 : 下 記
時 間 : 19:00~20:45
場 所 : 東京都新宿区新宿4-3-17
ダヴィンチ新宿ビル6F CROSS COOP 会議室
定 員 : 各回6名
受講料 : 4,000円/回
但し、3回一括申し込みの場合は
10,000円/3回、4回目以降は3,000円/回
1)10月25日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
2)10月27日(木)ロールプレイ2回実施(締め切り)
3)11月 1日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
4)11月 8日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
5)11月10日(木)ロールプレイ2回実施(締め切り)
6)11月15日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
7)11月17日(木)ロールプレイ2回実施(締め切り)
8)11月22日(火)ロールプレイ2回実施
9)11月24日(木)ロールプレイ2回実施
(新規追加)11月26日(土)ロールプレイ2回実施(締め切り)
但し、13:15~15:00
10)11月29日(火)ロールプレイ2回実施
11)12月 1日(木)ロールプレイ1回+口頭試問
12)12月 6日(火)ロールプレイ1回+口頭試問
13)12月 8日(木)ロールプレイ1回+口頭試問(締め切り)
(新規追加)12月10日(土)ロールプレイ1回+口頭試問
但し、13:15~15:00
14)12月13日(火)ロールプレイ1回+口頭試問(締め切り)
15)12月15日(木)ロールプレイ1回+口頭試問
癖の矯正や課題克服等の為、4回以上の受講をお勧めします。
予約方法
①「info@tbalancem.com」にメールでお申し込みください。
メールの記載内容;日程番号、希望日程、受講料合計額、振込予定日
②当方からの受付可否返信メールの送信(2営業日内原則)
③受付可の場合、お振込(振込確認によって正式予約となります)
*振込手数料はご負担の程お願い致します。
*振込後のご返金はできませんのでご了承お願い致します。
CDA実践研究会
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二次試験突破は言葉で理解しているだけでは難しく、実際にできるかがポイントになります。
テクニックに走らず、まずは基本の修得を目指しましょう。
日 程 : 下 記
時 間 : 19:00~20:45
場 所 : 東京都新宿区新宿4-3-17
ダヴィンチ新宿ビル6F CROSS COOP 会議室
定 員 : 各回6名
受講料 : 4,000円/回
但し、3回一括申し込みの場合は
10,000円/3回、4回目以降は3,000円/回
1)10月25日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
2)10月27日(木)ロールプレイ2回実施(締め切り)
3)11月 1日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
4)11月 8日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
5)11月10日(木)ロールプレイ2回実施(締め切り)
6)11月15日(火)ロールプレイ2回実施(締め切り)
7)11月17日(木)ロールプレイ2回実施(締め切り)
8)11月22日(火)ロールプレイ2回実施
9)11月24日(木)ロールプレイ2回実施
(新規追加)11月26日(土)ロールプレイ2回実施(締め切り)
但し、13:15~15:00
10)11月29日(火)ロールプレイ2回実施
11)12月 1日(木)ロールプレイ1回+口頭試問
12)12月 6日(火)ロールプレイ1回+口頭試問
13)12月 8日(木)ロールプレイ1回+口頭試問(締め切り)
(新規追加)12月10日(土)ロールプレイ1回+口頭試問
但し、13:15~15:00
14)12月13日(火)ロールプレイ1回+口頭試問(締め切り)
15)12月15日(木)ロールプレイ1回+口頭試問
癖の矯正や課題克服等の為、4回以上の受講をお勧めします。
予約方法
①「info@tbalancem.com」にメールでお申し込みください。
メールの記載内容;日程番号、希望日程、受講料合計額、振込予定日
②当方からの受付可否返信メールの送信(2営業日内原則)
③受付可の場合、お振込(振込確認によって正式予約となります)
*振込手数料はご負担の程お願い致します。
*振込後のご返金はできませんのでご了承お願い致します。
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2011年10月26日
森林セラピー・プチ体験会
晩秋の赤沢自然休養林で「森林セラピー」のプチ体験会を行います。まだ、1・2名空きがありますので、ご希望の方はご連絡ください。
【森林セラピー・プチ体験会in赤沢】
日 時 : 11月1日(火) 6:00AM三鷹市出発
20:00頃解散(予定)
開催場所 : 赤沢自然休養林
出発・解散 : 三鷹市
交通手段 : 自家用車に分乗して移動
費 用 : 実費(高速代、ガソリン代等を参加者で分担)
※ ご参加は自己責任でお願いします。
※終了しました。
開催の様子はYouTubeをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=OgC7urb-D1g&feature=mfu_in_order&list=UL
【森林セラピー・プチ体験会in赤沢】
日 時 : 11月1日(火) 6:00AM三鷹市出発
20:00頃解散(予定)
開催場所 : 赤沢自然休養林
出発・解散 : 三鷹市
交通手段 : 自家用車に分乗して移動
費 用 : 実費(高速代、ガソリン代等を参加者で分担)
※ ご参加は自己責任でお願いします。
※終了しました。
開催の様子はYouTubeをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=OgC7urb-D1g&feature=mfu_in_order&list=UL
2011年10月23日
CDA二次対策勉強会(2)
◆◆2次合格ポイント勉強会◆◆
合格一直線を目指した2次対策勉強会です。
2次試験の概要や注意点、判定ポイントのお話、また傾聴を中核としたロールプレイなど、受験準備に必要となる情報のご提供とトレーニングを実施します。どうぞお気軽にご参加ください。
開催日時 (1)2011年11月12日(土)
・・・終了しました。
(2)2011年11月20日(日)
いづれも14:00~16:00(内容は同じです)
参加費:1000円/回(当日支払)
会場:申込された方に実施日の1週間程前にご連絡させていただきます。
(都営三田線 千石駅付近の予定です。)
<申込は以下のURLでお願いします。>
(1)2011年11月12日(土)
http://tbalancem.com/seminar/1112.php
(2)2011年11月20日(日)
http://tbalancem.com/seminar/1120.php
〔ご参考〕 「個別対策講座」:10月25日(火)より全15回開催の予定です。(各回定員6名)
CDA実践研究会
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合格一直線を目指した2次対策勉強会です。
2次試験の概要や注意点、判定ポイントのお話、また傾聴を中核としたロールプレイなど、受験準備に必要となる情報のご提供とトレーニングを実施します。どうぞお気軽にご参加ください。
開催日時 (1)2011年11月12日(土)
・・・終了しました。
(2)2011年11月20日(日)
いづれも14:00~16:00(内容は同じです)
参加費:1000円/回(当日支払)
会場:申込された方に実施日の1週間程前にご連絡させていただきます。
(都営三田線 千石駅付近の予定です。)
<申込は以下のURLでお願いします。>
(1)2011年11月12日(土)
http://tbalancem.com/seminar/1112.php
(2)2011年11月20日(日)
http://tbalancem.com/seminar/1120.php
〔ご参考〕 「個別対策講座」:10月25日(火)より全15回開催の予定です。(各回定員6名)
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2011年10月20日
CDA二次のサクセス・ポイント(4)
「かかわり行動」の非言語的対応については前回触れましたので、今回は言語的対応=「言語的追跡」です。
ところで、「言語的追跡」ってなんだと思いますか?
テキストによると、
①「CDAは、基本的にはクライエントの語った話題に関心を向けることに集中し、カウンセラーの方から話題を飛躍させたり、妨げたりしてはなりません。」 ②「何を言うべきかに思いをめぐらす必要はなく、クライエントが話していることに気持ちを集中させることが大切です。」
ということになります。
どうでしょう、分かりますか?
ことばを分解してみると、「言語的(Verbal)」とは文字通り”言語による対応”ということです。
もうひとつの「追跡(Following)」が曲者で、かつ本質をよく現わしていると思います。つまり「追跡(Following)」とは後から追いかけていくことですよね。ここがポイントです。
クライエントの話を追い越してはいけないんです。クライエントの話の先回りをしてはいけないんです。
”先回りする”とは、例えば新しい解釈をしてしまったり、もっと話すよう催促したり、リードしたりすることです。
そうやって話の先回りするのではなく、話の内容に沿って付いていくのが「言語的追跡(Verbal Following)」です。これがカウンセリングの基礎として「かかわり行動」の基本にあるということですね。
そして、”話の内容に沿って”いくには、「クライエントが使った言葉」を伝え返していくことが一番容易で、かつ安全です。クライエントが使った言葉だから、”何を言うべきかに思いをめぐらす必要はない”(=②)訳です。
質問や要約、反映をするにしても根底にはこの「言語的追跡」があることをしっかり心得ておいてください。
ところで、「言語的追跡」ってなんだと思いますか?
テキストによると、
①「CDAは、基本的にはクライエントの語った話題に関心を向けることに集中し、カウンセラーの方から話題を飛躍させたり、妨げたりしてはなりません。」 ②「何を言うべきかに思いをめぐらす必要はなく、クライエントが話していることに気持ちを集中させることが大切です。」
ということになります。
どうでしょう、分かりますか?
ことばを分解してみると、「言語的(Verbal)」とは文字通り”言語による対応”ということです。
もうひとつの「追跡(Following)」が曲者で、かつ本質をよく現わしていると思います。つまり「追跡(Following)」とは後から追いかけていくことですよね。ここがポイントです。
クライエントの話を追い越してはいけないんです。クライエントの話の先回りをしてはいけないんです。
”先回りする”とは、例えば新しい解釈をしてしまったり、もっと話すよう催促したり、リードしたりすることです。
そうやって話の先回りするのではなく、話の内容に沿って付いていくのが「言語的追跡(Verbal Following)」です。これがカウンセリングの基礎として「かかわり行動」の基本にあるということですね。
そして、”話の内容に沿って”いくには、「クライエントが使った言葉」を伝え返していくことが一番容易で、かつ安全です。クライエントが使った言葉だから、”何を言うべきかに思いをめぐらす必要はない”(=②)訳です。
質問や要約、反映をするにしても根底にはこの「言語的追跡」があることをしっかり心得ておいてください。
2011年10月19日
CDA二次のサクセス・ポイント(3)
前回、「かかわり行動」が基本中の基本だとお話しました。そこで、その中身はと言うと、視線の位置、身体言語、声の調子、言語的追跡となります。
この中で、視線の位置、身体言語、声の調子は、非言語的対応ということになります。ここでのポイントは、非言語によってどの様に共感や受容を伝えるかということです。
さて、どうやって伝えたらいいですか?
それは、簡単に言うと、一本調子にならないということです。
視線はどうでしょう? 「なるほど」「そうだったんですか」「よ~く分かりました」などと言う時、視線はどうしますか? 目線に力が入ったり、一旦視線を外してからもう一度視線を合わせたり、つまり、何らかの変化によって自分の気持ちを表現しませんか?
では、身体言語はどうでしょう? 驚きや怒りを持って共感したり、葛藤の苦しみを理解した時、身体は動きませんか? 手振りは出ませんか? 表情は変わりませんか? これもまた何らかの変化が起きるのが普通ですよね。
そして、声の調子も、最初に来談目的を聞いた時と心配事や悩み、苦しみを聞いた時ではどうですか? 同じはずはありませんよね。 当然、後者になると声が低くなったり、ゆっくり話したりするのではないかと思います。
自分では十分共感したり、受容しているのだから、そんなワザトラシイことはしなくても・・・と陰の声がするかもしれません。
しかし、CDAというプロを目指すのであれば、分かってほしいのですが、コミュニケーションはキャッチボールです。受け取ったメッセージを返して、はじめてコミュニケーションが成立したと言えます。是非、この「伝え返し」の必要性を理解し、効果的に使えるようにしていただけたらと思います。
この中で、視線の位置、身体言語、声の調子は、非言語的対応ということになります。ここでのポイントは、非言語によってどの様に共感や受容を伝えるかということです。
さて、どうやって伝えたらいいですか?
それは、簡単に言うと、一本調子にならないということです。
視線はどうでしょう? 「なるほど」「そうだったんですか」「よ~く分かりました」などと言う時、視線はどうしますか? 目線に力が入ったり、一旦視線を外してからもう一度視線を合わせたり、つまり、何らかの変化によって自分の気持ちを表現しませんか?
では、身体言語はどうでしょう? 驚きや怒りを持って共感したり、葛藤の苦しみを理解した時、身体は動きませんか? 手振りは出ませんか? 表情は変わりませんか? これもまた何らかの変化が起きるのが普通ですよね。
そして、声の調子も、最初に来談目的を聞いた時と心配事や悩み、苦しみを聞いた時ではどうですか? 同じはずはありませんよね。 当然、後者になると声が低くなったり、ゆっくり話したりするのではないかと思います。
自分では十分共感したり、受容しているのだから、そんなワザトラシイことはしなくても・・・と陰の声がするかもしれません。
しかし、CDAというプロを目指すのであれば、分かってほしいのですが、コミュニケーションはキャッチボールです。受け取ったメッセージを返して、はじめてコミュニケーションが成立したと言えます。是非、この「伝え返し」の必要性を理解し、効果的に使えるようにしていただけたらと思います。
2011年10月17日
CDA二次のサクセス・ポイント(2)
二次試験の判定ポイントのひとつに、”傾聴スキルを使う”というのがありますが、傾聴スキルといってもたくさんありますから、ちょっと大変ですよね。
ですが、テキストにヒントがあります。「かかわり行動がしっかりできていれば、特別な技法を使ったり話をリードしたりしなくても、最小限のはげましを用いるだけでクライエントは自己探索へと進むことができるのです。」と。
更に、「はげまし技法」には、
①うなずきといった非言語的反応
②「ええ」「はい」などの言語的反応
③クライエントが言った言葉を一言二言繰り返すのも効果的
④「それで?」「それから?」「たとえば?」「もっと続けて話して下さい」なども効果的
⑤ときには「沈黙」も価値のあるはげましに
とあります。
どうでしょう? 少し安心されましたか?
「な~んだ、簡単だ」とお思いの方は、ここで気を抜かないでください。ポイントは「かかわり行動がしっかりできていれば」という条件付きという点です。
「かかわり行動」とは、視線の位置、身体言語、声の調子、言語的追跡ですが、これらを確実に身に付けておくことが基本中の基本になります。
どうも話がループしてしまう、不自然な沈黙が生じる、どう話を続けたらいいか分からなくなる。すべてこの基本が身に付いていない証拠と考えていいと思います。
質問や要約、感情の反映等に進む前に、まずはしっかり基礎を身に付けておくことをお勧めします。
ですが、テキストにヒントがあります。「かかわり行動がしっかりできていれば、特別な技法を使ったり話をリードしたりしなくても、最小限のはげましを用いるだけでクライエントは自己探索へと進むことができるのです。」と。
更に、「はげまし技法」には、
①うなずきといった非言語的反応
②「ええ」「はい」などの言語的反応
③クライエントが言った言葉を一言二言繰り返すのも効果的
④「それで?」「それから?」「たとえば?」「もっと続けて話して下さい」なども効果的
⑤ときには「沈黙」も価値のあるはげましに
とあります。
どうでしょう? 少し安心されましたか?
「な~んだ、簡単だ」とお思いの方は、ここで気を抜かないでください。ポイントは「かかわり行動がしっかりできていれば」という条件付きという点です。
「かかわり行動」とは、視線の位置、身体言語、声の調子、言語的追跡ですが、これらを確実に身に付けておくことが基本中の基本になります。
どうも話がループしてしまう、不自然な沈黙が生じる、どう話を続けたらいいか分からなくなる。すべてこの基本が身に付いていない証拠と考えていいと思います。
質問や要約、感情の反映等に進む前に、まずはしっかり基礎を身に付けておくことをお勧めします。
2011年10月16日
CDA二次のサクセス・ポイント(1)
CDA二次試験の「判定ポイント」を分解すると、以下の3つになります。
1)傾聴スキルを使う
「かかわり行動」(視線、身体言語、声の調子、言語的追跡)と「かかわり技法」(観察技法、質問、はげまし、いいかえ、要約、反映)が使え、かつクライエントに十分伝わることが大切です。
特に視線や身体言語、声の調子は初歩の初歩ですので、誰でも”自分は出来ている”と思っていますが、多くは不十分です。コミュニケーションは相手に伝わってはじめて成り立ちますので、クライアントの状況に応じて、しっかり伝えることが大事なんですね。
また、言語的追跡、質問、要約等もその意味を十分理解し、効果的に実践することが求められます。(個々のポイントについては、別途取り上げます。)
2)信頼関係の構築を図る
信頼関係の始まりは、安心感です。何でも話せる!という安心感です。
クライエントは、話を聴いてもらえるか、肯定的に受け止めてくれるか、先入観で捉えられないか、話せ話せと催促されないか、質問攻めにならないか等々、不安に思っているんですね。そうした不安感を与えないことがポイントです。
ですから、クライエントを評価するような言動がみえたら非常に危険だということになります。
3)クライエントのニーズや状況を確認する
ニーズとは何だと思いますか? それは「来談目的」と「主訴」です。
「来談目的」は、クライエントの顕在意識にあり、相談に来られた動機です。「今日はどういったことでご相談に来られたんですか?」とお伺いすることで把握できます。
「主訴」はクライエント自身も気付いていないことが多く、潜在意識にある場合もあります。従って、質問してもなかなか分かりにくいものです。つまり、CDAの「見立て」が必要になってくるんですね。
それは怒りだったり、葛藤だったり、強い感情となって現れますが、決して決めつけることなく、注意深く確認していく姿勢が大事になってきます。
また、「状況」とは、仕事環境であり、そうした環境のなかでのクライエントの気持ちです。
1)傾聴スキルを使う
「かかわり行動」(視線、身体言語、声の調子、言語的追跡)と「かかわり技法」(観察技法、質問、はげまし、いいかえ、要約、反映)が使え、かつクライエントに十分伝わることが大切です。
特に視線や身体言語、声の調子は初歩の初歩ですので、誰でも”自分は出来ている”と思っていますが、多くは不十分です。コミュニケーションは相手に伝わってはじめて成り立ちますので、クライアントの状況に応じて、しっかり伝えることが大事なんですね。
また、言語的追跡、質問、要約等もその意味を十分理解し、効果的に実践することが求められます。(個々のポイントについては、別途取り上げます。)
2)信頼関係の構築を図る
信頼関係の始まりは、安心感です。何でも話せる!という安心感です。
クライエントは、話を聴いてもらえるか、肯定的に受け止めてくれるか、先入観で捉えられないか、話せ話せと催促されないか、質問攻めにならないか等々、不安に思っているんですね。そうした不安感を与えないことがポイントです。
ですから、クライエントを評価するような言動がみえたら非常に危険だということになります。
3)クライエントのニーズや状況を確認する
ニーズとは何だと思いますか? それは「来談目的」と「主訴」です。
「来談目的」は、クライエントの顕在意識にあり、相談に来られた動機です。「今日はどういったことでご相談に来られたんですか?」とお伺いすることで把握できます。
「主訴」はクライエント自身も気付いていないことが多く、潜在意識にある場合もあります。従って、質問してもなかなか分かりにくいものです。つまり、CDAの「見立て」が必要になってくるんですね。
それは怒りだったり、葛藤だったり、強い感情となって現れますが、決して決めつけることなく、注意深く確認していく姿勢が大事になってきます。
また、「状況」とは、仕事環境であり、そうした環境のなかでのクライエントの気持ちです。
2011年10月09日
2013就職活動スタート
2013年入社を目指して、就職希望の大学3年生は「活動開始!」です。
今年は、「各企業のエントリー開始は12月1日(木)から」と変更になりました。従来が10月1日でしたから2カ月延びたことになります。ただし、後の日程は変更がありません。
例年、内定のピークは4年生の4月~5月ですから、ここを目指すことになります。そこで、活動期間を3期に分けてポイントを整理してみますと、
1)第一期 9月~11月末
① 自分を知る=「自己分析」
・・・自分の適性や強み・弱みを把握し、自己PRの内容を整理します。
② 相手を知る=「業界研究」
・・・①の結果を受けて、関心のある業界を研究し、目標とする企業を選択します。
③ 筆記試験準備
・・・早目にスタートした方が楽です。総合適性試験「SPI2」の問題集を買ってきて、毎日少しづつやっておきましょう。
※ ここで注意です。「SPI」は2005年に廃止になりましたので、「SPI2」と明記してあるものを選びましょう。
・マイナビやリクナビ、エンジャパン等就活サイトにいくつか登録し、適性検査などを受けておきましょう。
・大学のキャリアセンターにも度々足を運び、情報をチェックしておきましょう。必要なガイダンスも受けておいた方がいいと思います。また「登録カード」も提出しておきましょう。
2)第二期12月~ 3月末
① エントリーシートの作成・提出
・・・十分吟味したものを出しましょう。第一期でコーチやキャリアカウンセラーに相談するのもいいと思います。
② OB・OG訪問
③ 合同・個別企業説明会への参加
3)第三期 4月以降
①入社試験・・・筆記試験、集団面接/グループディスカッション、個人面接、役員面接
②内定
以上、スケジュールはあくまで一般的な目安ですので、個々の日程に注意してください。
今年は、「各企業のエントリー開始は12月1日(木)から」と変更になりました。従来が10月1日でしたから2カ月延びたことになります。ただし、後の日程は変更がありません。
例年、内定のピークは4年生の4月~5月ですから、ここを目指すことになります。そこで、活動期間を3期に分けてポイントを整理してみますと、
1)第一期 9月~11月末
① 自分を知る=「自己分析」
・・・自分の適性や強み・弱みを把握し、自己PRの内容を整理します。
② 相手を知る=「業界研究」
・・・①の結果を受けて、関心のある業界を研究し、目標とする企業を選択します。
③ 筆記試験準備
・・・早目にスタートした方が楽です。総合適性試験「SPI2」の問題集を買ってきて、毎日少しづつやっておきましょう。
※ ここで注意です。「SPI」は2005年に廃止になりましたので、「SPI2」と明記してあるものを選びましょう。
・マイナビやリクナビ、エンジャパン等就活サイトにいくつか登録し、適性検査などを受けておきましょう。
・大学のキャリアセンターにも度々足を運び、情報をチェックしておきましょう。必要なガイダンスも受けておいた方がいいと思います。また「登録カード」も提出しておきましょう。
2)第二期12月~ 3月末
① エントリーシートの作成・提出
・・・十分吟味したものを出しましょう。第一期でコーチやキャリアカウンセラーに相談するのもいいと思います。
② OB・OG訪問
③ 合同・個別企業説明会への参加
3)第三期 4月以降
①入社試験・・・筆記試験、集団面接/グループディスカッション、個人面接、役員面接
②内定
以上、スケジュールはあくまで一般的な目安ですので、個々の日程に注意してください。
2011年10月08日
CDA二次対策勉強会
◆◆2次合格ポイント勉強会(再受験者向け)◆◆
『貴重体験、二次再受験者集まれ!!
失敗は成功のもと、失敗から一緒に学ぼう!!』
「なぜ落ちたのか…」、「何をしたら受かるのか…」等、困っている人が多くいます。そういった二次再受験者の皆さんを対象としたワークショップ型の勉強会です。
開催日時 (1)2011年10月16日(日)
(2)2011年10月23日(日)
いづれも14:00~16:30(内容は同じです)
参加対象者:CDA二次試験再受験者
参加費:1000円/回(当日支払)
会場:申込された方に実施日の1週間程前にご連絡させていただきます。
東京都文京区 丸の内線茗荷谷駅付近の予定です。
<申込は以下のURLでお願いします。>
(1)2011年10月16日(日)
http://tbalancem.com/seminar/1016.php
<締め切りとなりましたのでご容赦ください。>
(2)2011年10月23日(日)
http://tbalancem.com/seminar/1023.php
※ ロールプレイ及び口頭試問の「個別対策講座」は、この「勉強会」に参加された方のみご案内させて頂きますので、早目にお申込みください。
〔ご参考〕 「個別対策講座」:10月25日(火)より全15回開催の予定です。(各回定員6名)
『貴重体験、二次再受験者集まれ!!
失敗は成功のもと、失敗から一緒に学ぼう!!』
「なぜ落ちたのか…」、「何をしたら受かるのか…」等、困っている人が多くいます。そういった二次再受験者の皆さんを対象としたワークショップ型の勉強会です。
開催日時 (1)2011年10月16日(日)
(2)2011年10月23日(日)
いづれも14:00~16:30(内容は同じです)
参加対象者:CDA二次試験再受験者
参加費:1000円/回(当日支払)
会場:申込された方に実施日の1週間程前にご連絡させていただきます。
東京都文京区 丸の内線茗荷谷駅付近の予定です。
<申込は以下のURLでお願いします。>
(1)2011年10月16日(日)
http://tbalancem.com/seminar/1016.php
<締め切りとなりましたのでご容赦ください。>
(2)2011年10月23日(日)
http://tbalancem.com/seminar/1023.php
※ ロールプレイ及び口頭試問の「個別対策講座」は、この「勉強会」に参加された方のみご案内させて頂きますので、早目にお申込みください。
〔ご参考〕 「個別対策講座」:10月25日(火)より全15回開催の予定です。(各回定員6名)