2011年10月16日
CDA二次のサクセス・ポイント(1)
CDA二次試験の「判定ポイント」を分解すると、以下の3つになります。
1)傾聴スキルを使う
「かかわり行動」(視線、身体言語、声の調子、言語的追跡)と「かかわり技法」(観察技法、質問、はげまし、いいかえ、要約、反映)が使え、かつクライエントに十分伝わることが大切です。
特に視線や身体言語、声の調子は初歩の初歩ですので、誰でも”自分は出来ている”と思っていますが、多くは不十分です。コミュニケーションは相手に伝わってはじめて成り立ちますので、クライアントの状況に応じて、しっかり伝えることが大事なんですね。
また、言語的追跡、質問、要約等もその意味を十分理解し、効果的に実践することが求められます。(個々のポイントについては、別途取り上げます。)
2)信頼関係の構築を図る
信頼関係の始まりは、安心感です。何でも話せる!という安心感です。
クライエントは、話を聴いてもらえるか、肯定的に受け止めてくれるか、先入観で捉えられないか、話せ話せと催促されないか、質問攻めにならないか等々、不安に思っているんですね。そうした不安感を与えないことがポイントです。
ですから、クライエントを評価するような言動がみえたら非常に危険だということになります。
3)クライエントのニーズや状況を確認する
ニーズとは何だと思いますか? それは「来談目的」と「主訴」です。
「来談目的」は、クライエントの顕在意識にあり、相談に来られた動機です。「今日はどういったことでご相談に来られたんですか?」とお伺いすることで把握できます。
「主訴」はクライエント自身も気付いていないことが多く、潜在意識にある場合もあります。従って、質問してもなかなか分かりにくいものです。つまり、CDAの「見立て」が必要になってくるんですね。
それは怒りだったり、葛藤だったり、強い感情となって現れますが、決して決めつけることなく、注意深く確認していく姿勢が大事になってきます。
また、「状況」とは、仕事環境であり、そうした環境のなかでのクライエントの気持ちです。
1)傾聴スキルを使う
「かかわり行動」(視線、身体言語、声の調子、言語的追跡)と「かかわり技法」(観察技法、質問、はげまし、いいかえ、要約、反映)が使え、かつクライエントに十分伝わることが大切です。
特に視線や身体言語、声の調子は初歩の初歩ですので、誰でも”自分は出来ている”と思っていますが、多くは不十分です。コミュニケーションは相手に伝わってはじめて成り立ちますので、クライアントの状況に応じて、しっかり伝えることが大事なんですね。
また、言語的追跡、質問、要約等もその意味を十分理解し、効果的に実践することが求められます。(個々のポイントについては、別途取り上げます。)
2)信頼関係の構築を図る
信頼関係の始まりは、安心感です。何でも話せる!という安心感です。
クライエントは、話を聴いてもらえるか、肯定的に受け止めてくれるか、先入観で捉えられないか、話せ話せと催促されないか、質問攻めにならないか等々、不安に思っているんですね。そうした不安感を与えないことがポイントです。
ですから、クライエントを評価するような言動がみえたら非常に危険だということになります。
3)クライエントのニーズや状況を確認する
ニーズとは何だと思いますか? それは「来談目的」と「主訴」です。
「来談目的」は、クライエントの顕在意識にあり、相談に来られた動機です。「今日はどういったことでご相談に来られたんですか?」とお伺いすることで把握できます。
「主訴」はクライエント自身も気付いていないことが多く、潜在意識にある場合もあります。従って、質問してもなかなか分かりにくいものです。つまり、CDAの「見立て」が必要になってくるんですね。
それは怒りだったり、葛藤だったり、強い感情となって現れますが、決して決めつけることなく、注意深く確認していく姿勢が大事になってきます。
また、「状況」とは、仕事環境であり、そうした環境のなかでのクライエントの気持ちです。
試験前日に/CDA2次に向けて(7)
「沈黙」の光と影/CDA2次に向けて(6)
二つの舟(共感)/CDA2次に向けて(5)
T字型アプローチのススメ/CDA2次に向けて(4)
気持ちに寄り添うとは?/CDA2次に向けて(3)
答はどこに?/CDA2次に向けて(2)
「沈黙」の光と影/CDA2次に向けて(6)
二つの舟(共感)/CDA2次に向けて(5)
T字型アプローチのススメ/CDA2次に向けて(4)
気持ちに寄り添うとは?/CDA2次に向けて(3)
答はどこに?/CDA2次に向けて(2)