CDA2次「新判定ポイント」分析(3/5)
「新判定ポイント」分析の3回目です。今回は「3.傾聴(非言語表現)」を取り上げます。(◆部分は「ロールプレイングの今後の課題」に書かれている内容です。)
1.主訴・問題の把握
2.自己探索の支援
3.傾聴(非言語表現)
4.傾聴(言語表現)
5.傾聴(かかわり方)
【3.傾聴(非言語表現)】
◆姿勢、視線、顔の表情、等
やっているつもりでも意外に出来ていないのが、「非言語表現」です。そして、やろうと思ってもすぐに出来ないのが「非言語表現」です。また、基本として重要視されるのも「非言語表現」です。
是非、日頃から心掛けるようにされるといいかと思います。
では、個々に見ていきましょう。
1)「姿勢」
多少前かがみになった姿勢が基本です。但し、ずっと同じ姿勢でいないでください。
話の内容に応じて、大きく上半身でうなずいたり、話が核心に入ってきたら前傾を強めるなどしてみたらどうでしょうか。
2)「視線」
「目は口ほどにものを言い」と言いますので、視線は大事です。是非とも目にものを言わせてください。
尚、相手の目を見ることも大事ですが、時には目線を外してみましょう。目線を外す時には上下が基本です。左右に外すと不信感を与えることもありますので注意してください。
また、視線は方向性だけでなく、強弱もあります。話の内容に応じて変化させるといいでしょう。
3)「顔の表情」
アイビイ自身が「無表情になるな」と言っているくらいですから「非言語表現」の代表選手です。クライエントの話に集中すればするほど「自分」が疎かになりますので注意が必要ですね。
クライエントの話には必ず感情の波があり、表情に出ます。「事柄」を話している時の表情、「感情」を話している時の表情、そして「意味」を話している時の表情。違うはずです。そうしたクライエントの「表情」をうまく「追跡」できればいいですね。
以上の様に「非言語表現」のうち3つ取り上げられていますが、いづれも単調であっては厳しい結果が待っています。常に話の内容に沿って「変化」をつけることがポイントだと思います。
以上、私なりにポイントを分析してみました。前後関係を含めたご説明は、下記勉強会で行っておりますので機会がありましたらご参加ください。また、お問い合わせについては「
CDA実践研究会」にお願い致します。
〔勉強会〕
3月24日(土)10:00~12:30 場所:文京区
3月25日(日)14:00~16:30 場所:新宿区
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