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Posted by たまりば運営事務局  at 

2011年11月30日

CDA二次のサクセス・ポイント(10)

『反映』(reflection)も「基本的かかわり技法」です。『反映』には「感情の反映」と「意味の反映」があります。

ではどうやるのか、ということですが、まずは二つの部分に分けて考えてみましょう。つまり、「感情/意味」の部分と「反映」の部分です。

まず「感情/意味」の部分ですが、「感情」とはまさに情動面に焦点を当てることです。

また、人はそれぞれ個人的な考えや性格を持っていて、同じ出来事でもまるっきり違ったとらえ方をする場合があります。つまり、クライエントによって話している内容・言葉の”意味”は違ってくるんですね。「意味の反映」はこうした”意味”に焦点を当てることを指します。

どちらも「反映」ですが内容は大きく違います。「意味の反映」は「解釈」の要素が強く「積極技法」に関連すると言われているんですね。従って、二次試験の10分間の中で「意味の反映」を使うのは危険ですし、無理して使う必要はないかと思います。

次に「反映」の部分です。「反映」とは自分(クライエント)の感情なり意味が相手(CDA)に伝わって共感を呼び、その確認がとれることだと思います。

つまり、CDA側に立って考えると、クライエントの話を聴き、態度等を観察して感情移入出来たとします。これだけではCDAの自己満足かもしれません。クライエントには気持ちが伝わっているのか分かりませんからね。

「反映」のポイントは、その感情移入した状態をクライエントに「伝え返す」ことです。

具体的にはクライエントの感情がこもったキーワードを受け止め、そのキーワードを伝え返すことですね。そしてただ言語的に返答するだけでなく、非言語的にも感情を込めて伝え返すことが大切だと思います。

この場合クライエントが使った言葉以外で返すと、一瞬であってもクライエントの中に”論理的な思考”が起こり、せっかくの自己探索を邪魔してしまうかもしれません。そしてその言葉がヒットしない場合には大変危険でもあります。

クライエントの言葉をしっかり受け止める為にも、そしてしっかり受け止めたことを示す為にも、「クライエントが使った言葉による感情の反映」をお奨めします。  


  • Posted by タテさん  at 23:28Comments(0)CDA2次対策

    2011年11月12日

    CDA二次のサクセス・ポイント(9)

    『要約』(summarization)も重要なツールです。『要約』とは少し長いクライエントの話をまとめることですが、タイミングが重要です。

    そのタイミングとは、クライエントの話が一段落した時。つまり、ある程度自分の置かれている状況、気持ちを話し終わった後、一息ついた時です。

    但し、話が止まったとしても思索が継続している場合もありますので注意が必要です。その時には「沈黙」を尊重し、ゆっくり考えられる時間を作ってあげることが大切です。

    さて、例えば、まだ話し足りない時に『要約』をしたらどうでしょう? クライエントはどんな風に感じると思いますか?

    きっと、「話しにくい」「思索に集中できない」・・・、ひいては「気持ちが伝わらない」と。

    そうですね。折角自己探索に向かっていたベクトルが反転してCDAの言葉に集中しなければならなくなりますので、これでは逆効果です。例え『要約』が間違っていなくても、気持ちの上では離れていくでしょう。

    タイミングと同様に「どう要約するか」もポイントです。よく自分の言葉に置き換えて要約する「いいかえ的要約」を見掛けますが、「いいかえ」と「要約」に神経を使わなければならず、大変難しくなってしまいます。

    従って、要約する時には「クライエントの言葉」を使うのがポイントです。「言語的追跡」による「伝え返し」がしっかりできていればキーワードは頭に残っているはずです。

    また、頻繁に要約するケースも見受けますが、話を止めてしまう恐れがありますので、これまた危険です。『要約』は重要な場面転換のツールですから10分間の試験ではそう使う場面は無いかと思います。普通は1回、せいぜい2回。

    ツールは効果的に使ってこそ活きて来ますので、無駄使いをしないようにしたいものです。

    CDA実践研究会
    http://ja-jp.facebook.com/cdasupport  


  • Posted by タテさん  at 23:23Comments(0)CDA2次対策

    2011年11月07日

    CDA二次のサクセス・ポイント(8)

    「かかわり技法」の中に『いいかえ』(paraphrase)というのがあります。これは、クライエントの言ったことを正確に把握していることを伝える上で効果的とされます。

    クライエントの言ったことを単に繰り返すのではなく、支持的に、つまり肯定的にとらえて、その本質だけを返します。

    結構難しいですよね。当たればデカイのですが、・・・当たらなかったら・・・、恐ろしい。そう、リスキーですね。

    さあ、受験生の皆さんはどうされますか? 『いいかえ』を使いますか?

    私としては、リスキーなことは無理にやらないことをお勧めします。それが受験対策としてはポイントです。

    『いいかえ』をやってうまくいったから合格ということはありません。ですが、『いいかえ』を失敗して不合格ということはあり得ます。なんとも割に合いませんね。

    自然な流れで、クライエントのお話をお伺いしていたら『いいかえ』の言葉が浮かんできて対応したというのなら素晴らしい。ですが、無理に考えるのは危険です。ヒットするかしないか考えるだけでも焦点がクライエントから離れてしまいます。

    話を理解していることを伝える手段は他にもありますので、リスキーなツールは無理に使おうとしない、そうした視点に立つことも受験におけるサクセス・ポイントのひとつだと思います。

    〔参考〕
    CDA実践研究会
    http://ja-jp.facebook.com/cdasupport
      


  • Posted by タテさん  at 23:28Comments(0)CDA2次対策

    2011年11月05日

    CDA二次のサクセス・ポイント(7)

    『質問』は対人支援における魔法のツールです。ですが、時々その魔法を封じ込めてしまうような使い方を目にします。

    そのひとつが矢継ぎ早に質問してしまうことです。

    状況をなるべく詳しく把握したいと自分の興味から次々に質問してしまいます。この時、CDAの焦点は自分自身に向かい、クライエントから離れていきます。

    事象の確認が主体となり、感情面が疎かになります。
    話を聞きながら頭の中で次の質問が気になります。

    質問された方は何だか尋問でもされている様な気分になりますよね。
    心の中の微妙な感情が取り残されていく感じです。
    私は何のために来ているのだろう。不信感が芽生えて来ます。

    『質問』は問いを発した後が大事です。答えてくれてありがとう、教えてくれてありがとうという気持ちを込めて、その内容を理解しましたという「反映」・「伝え返し」が必要なんですね。

    そして、相手の反応を確認した上で、必要なら次の質問をしていきますが、その時にも「言語的追跡」の基本は外せません。

    この様に、『質問』は魔法のツールですが使い方によっては逆効果にもなりますので十分注意したいところです。

    〔参考〕
    CDA実践研究会
    http://ja-jp.facebook.com/cdasupport  


  • Posted by タテさん  at 23:37Comments(0)CDA2次対策

    2011年11月03日

    CDA二次のサクセス・ポイント(6)

    二次試験は不思議な試験で、実際のキャリアカウンセラーや相談業務をお仕事にされている方、いわばプロの方の合格率が全平均の約半分、つまり25%弱だと言われています。

    また、最近は再受験者の方も何度か苦杯をなめるケースが出てきています。
    勿論、初受験者の方も容易く受かる試験ではなくなってきています。

    こうしたことを考えてみると、一次試験と違って、こうしたら合格するという受験生共通の「合格像」はないのではないか、と思えてきます。

    ですから、通学コース等でも特別なロープレ訓練はやりません。せいぜいロープレ体験程度です。

    つまり、二次対策としては個別の対応がポイントなんですね。その人にとってどうか、という視点です。傾聴が大事、質問が大事、要約が大事と言っても、人それぞれによって解釈が違う、実践が違う。

    ここはやはり、その人のやり方をベースに、長所を伸ばしたり、癖を直したりしてその人なりの「合格像」を作るしかありません。

    そうした意味で仲間内だけのロープレ練習は非常に危険です。癖が助長されたり、他人の癖を錯覚したり、最悪のケースでは練習相手に癖を感染させたりしてしまいます。

    是非とも本格的な『個別対策』に参加され、自分自身の「合格像」を見つけて頂きたいと思います。

    〔ご参考〕:CDA実践研究会
    http://ja-jp.facebook.com/cdasupport  


  • Posted by タテさん  at 23:28Comments(0)CDA2次対策